青少年育成委員会
委員長 九鬼 和大
基本方針
近年、国内の青少年の教育改革では、意欲・向上心・協調性等、数値で測ることができない人間の人格形成に必要な「非認知能力」を教育課題として取り組んでいます。しかしコロナ禍で、青少年は課外学習や仲間と遊ぶ機会を制限されてきた結果、非認知能力が成長する機会に影響を受けています。青少年が変化の激しい社会を明るく豊かに生きていく上で、私たちは非認知能力の成長につながる活動の機会を提供していく必要があります。
まずは、青少年の意欲や好奇心を引き出すために、親世代が青少年の成長課程で非認知能力の重要性を認識し、青少年が描く興味や関心事を共有し、良き理解者として学んでいただきます。それにより青少年の自発的な行動を起こすことにつながり、向上心を生み出す契機とします。そして、青少年が変化の激しい社会でもよりよく生きていく豊かな人間性を育むために、遊びを通じて、体を動かすことで心身の発達の機会を提供し、他者と過ごす中で育まれる達成感を実感することで、他者と協力する重要性に気づく契機とします。さらに、相手を思いやる心が育まれ、協調性やコミュニケーション能力の成長にもつながります。そして、青少年が自発性や向上心をもって、挑戦できる多くの機会を提供するために、サルビア基金が持つ様々な可能性を伝播していくことで、地域に住まう方が積極的に青少年育成活動に参画する意欲を高めていくことができます。サルビア基金が認知されて賛同していただける方が拡大することで、サルビア基金がこの地域にとって大切な基金となり、青少年の健全な育成のためにサルビア基金事業を継続していくことができます。
親世代が良き理解者として青少年を支えていき、非認知能力を育み向上心を持って自発的に行動し協調性を身に付けた青少年が増えることで、変化の激しい社会の中でも適応できる地域に必要な担い手となり、持続可能な明るい地域社会を創出することができます。
事業計画
4月度例会 | 4月22日 |
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9月度例会・サルビア基金交付事業 | 毎月 |
新年式典 | 9月24日 |
サルビア基金積立事業 | 4月~9月 |
対外事業窓口 | (海洋少年団、四日市港まつり実行委員会) |
出向者への支援 | 通年 |
同好会への支援 | 通年 |
事業予算
300,000円
委員会開催予定日
毎月月初(原則)